【無駄を無くす】無駄な仕事を無くすことはマネジャーの仕事です。
2024/06/10 更新
仕事の無駄を無くす
(1) 仕事のムダを無くすことは難しい。
新しい仕事を成功させれば、称賛される。
しかし、「ある仕事を無駄だ」と認定することは、他人の仕事を否定することにつながる。また、無駄な仕事を無くしても称賛されることは少ない。
(2) 仕事のムダを無くすことは大切です。
時間、お金、人は有限である。何かについてOKをすることは、他のことをNOとすることと同じです。
理想論としては、全ての業務の優先順位を絶えず見直すことが望ましい。
そして、優先順位の低い仕事は当然、中止すべきです。
(3)無駄の排除は、マネージャーの仕事です。
マネージャーの仕事は、チームの全体の処理能力を向上させることです。
職場環境の改善、仕事のやり方を改善したり、無駄な仕事を無くすこともマネージャーの仕事です。
無駄を測定する
(1) 無駄な決済手続、無駄なミーティング、無駄なメール作業が存在します。
(2) 無駄な業務によって失っている資源を測定すること有効です。
無駄発見プロジェクト
(1) 無駄な作業を見つけるさいには、顧客からアンケートをもらうことは有効です。顧客の目から見た不満から、無断を見つけます。
(2)ある仕事を半分の時間でこなすにはどうすればよいのか(「半減ルール」)という観点で議論することも有効です。
(3)チームで、「無駄な業務はないか。と定期的に話し合うことも有効です。このためには、現場作業を離れて、しっかりと話し合う時間をとることが大切です。
参考
ハーバードビジネスレビュー2024年7月号14頁以下