【ダイバーシティー】心理的安全性とダイバーシティー
2024/03/17 更新
心理的安全性
(1)組織内で、目標のためにメンバーが率直な意見を言える環境を心理的安全性といいます(正確な定義ではありません)。
(2)グーグルが生産性の向上に役立つと発表し、注目されている職場の心理状態です。
(3)心理的的安全性の構築には、①「自分が困ったときには会社(職場のメンバー)が助けてくれる。会社(職場のメンバー)は自分を裏切らない」という信頼(感情的信頼)と、②この人に仕事を頼めば大丈夫という仲間がいる旨の信頼(認知的信頼)が必要です。
オールフォーワンの関係
(1)例えば、育児で、週に3日、1日5時間しか働けない女性社員がいたとしましょう。この社員が100%仕事に専念できる環境をみんなで創ることを考えみましょう。これを実現するためには、会議時間をずらしたり、他のスタッフがその人の仕事を負担することも必要になるでしょう。
(2)リーダーがメンバーに協力を求めて、一人のためにチームが一丸となる取り組みを推進させます。オールフォーワンの精神です。この運動が、ダイバーシティーの本質です。
(3)もちろん、企業では、全ての要望を満たすことはできないでしょう。しかし、社員の一人一人の声を拾い上げ小さくても、変化を作ることが大切です。
(4)一人の社員のために、ビジネスの仕方を変えたという、「短期間での小さな結果」に注目することが有益です。一歩を踏み出せた企業は、次の一歩を渉むことができます。小さな一歩が大切です。