Q 副業・兼業を禁止するかどうかをどのように判断したらよいでしょうか。
2025/05/11 更新
会社としてのヒアリング
会社は、副業・兼業の申請があれば、以下にあたらないか、検討してみましょう。
① 趣味の範囲か ② 家族の事情によるものか(マンションを相続することや、農業の手伝いなど) ③ 個人の投資に該当するか ④継続性ではなく単発か、時間的、体力的な負担が少ないか。 |
フリマでの日曜日、衣類の販売は、趣味の範囲であり許容すべきでしょう。
マンションを相続したことや、実家の農業の手伝いやについても、家族の事情によるものであり許容すべきでしょう。
小規模な株式投資は、 個人の投資に該当し許容すべきでしょう。
土日に、セミナー講師をする程度であれば、企業秘密の漏洩等のリスクが無いか限りは許容すべきでしょう。
ブログ、youtubeなどについては、企業の信用を毀損するリスクがなければ、許容すべきでしょう。
週3日で、就労後2時間バイトすることは、長時間残業により不調をきたすリスクがあり、禁止してもよいでしょう。
ビジネスガイド2023年2月号108頁以下