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中小企業のIT化・DX

クラウド電話の利用

2023/07/22 更新

電話の問題点

(1)会社に電話がかかってくるので、出社しなければならない。自宅からも取引先に電話したい。

(2)電話対応に時間がとられてしまう。電話対応の時間をまとめることで集中する時間を確保したい。

(3)かかってきた電話についてメモを作ってメールで担当者に送っているが、この作業を削減したい。

クラウド電話(クラウドPBX)

(1)クラウド電話(クラウドPBX)を導入すれば、携帯電話のアプリを使って、携帯電話を会社電話の子機として使うことができます。

(2)例えば、会社に電話があると、自分の携帯電話にも電話がかかってきますので、自分の携帯電話でその電話をでることができます。

(3)外出先にいても、アプリを使って電話すれば、相手から見れば会社から電話があったものと感じることになります。

クラウド電話の導入課題

 クラウド電話の導入時の課題は以下のようなものです。

(1)電話番号が変わるのか、今までどおりの電話番号を使えるのか。

(2)クラウド電話はFAXと相性が悪く、FAXは別の業者を使う必要があるのか。

(3)初期費用やランニングコストはどうなるのか。

(4)音質に問題は無いのか。

(5)クラウド電話では、コールセンターシステム(電話の内容を記載するソフト)が付いてくることがあるが、その使い勝手。

(6)会話の録音をしてくれるのか。

(7)転送の使い勝手等が問題になります。

クラウド電話の導入の手順

(1)機種によって得て不得手があるので、知り合いの評判を聞きつつ、導入会社を決めましょう。

(2)導入コストについては、業者ごとにピンキリであり、いろいろと調査したほうがよいでしょう。

オペレーションでのカバー

(1)録音については、各人にICレコーダーを渡しておくことでカバーすることもできます。全部録音されていても、どの電話なのか、探せなければ使いようがありません。

必要な会話については、ICレコーダーで録音した方が便利かもしれません。

(2)コールセンターシステム(電話の内容を記載するソフト)についても、電話記録の取り方のルールを徹底することでカバーすることができます。

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