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中小企業のIT化・DX

【ラインの利用】ラインの利用

2023/12/31 更新

ラインのセキュリティの問題

 ラインは、チャットの一つですが、その設計思想上、セキュリティの問題点を抱えています。

1 アカウントの問題

(1)アカウント(管理者権限)の問題があります。

(2)ラインの場合には、その通話内容が、利用者との会話履歴として保存されます。

 社員が退社したときに、通話履歴を引き継ぐことがきません。

 また、その社員がいつでもその通話利益を見ることができるようになってしまいます。

(3)例えばメールの場合に、会社でメールアドレスを発行し、社員に個別配布します。

 社員が退社すれば、メールアドレスを消せるので情報流出を防げます。

2 デバイスへのデータ保存

(1)ラインの場合には、その通話履歴が携帯電話の本体(デバイス)に保存されます。

(2)例えば、社員が退社したときには、その退社した社員の携帯電話に通話履歴が残ったままとなってしまいす。

ラインワークス

(1)仕事でラインを使う場合に、ラインワークスを利用しましょう。ラインでセキュリティを高めようとすると、実際には、ラインワークス以外のツールはありません。

 https://line.worksmobile.com/jp/

(2)ラインワークスは、一定までは無料で使うことができます。

(3)ラインワークスを使えば、仕事用のアカウントを用意できます。仕事のやりとりと、プライベートのやりとりを分けることができます。

(4)ラインワークスを利用すれば、管理者権限にひもついて、個人の利用者のアカウントを登録することができます。例えば、社員が退社すれば、管理者権限で、そのユーザーを削除できます。

(5)ラインワークスを利用すれば、二段階認証などのセキリティ設定ができます。これにより、社員が会社のラインを使うには、2段階認証の設定をすることを求めることができます。

データ消去のリスク

(1)ラインもチャットの一種であり、後日、編集や削除が可能です。添付ファイルを間違えた場合には、後日差し替えが可能です。逆に、見積もり金額について承諾をもらったことを証拠化するのであれば、メールの方がよいでしょう。

(2)取引先との意思確認が必要な場合には、これらを記録できるツール(メール等)を利用しましょう。

スマホ端末を利用するリスク

(1)ラインを利用することになれば、スマホ本体で個人情報を取り扱います。スマホがウイルスに感染すれば情報漏洩のリスクがあります。

(2)スマホで、信用できないソフトをダウンロードしたり、信用できないサイトを見たり、不適切な使用をしっかり禁止していく必要があります。

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