【クラウドとNAS】NAS
2023/08/11 更新
NAS
(1)社内のデータを管理する方法(社員が使う個々のパソコンのデータを共有する方法)としてNASがあります。
(2)NASは、ネットワーク接続ハードディスク(Network Attached Storage)であり、社内等に置く外付けハードディスクです。
(3)社内に置かれる物理的な箱であり、その箱にデータを保管します。
NASの使い方
(1)社内でパソコン数台を使っているときに、共有フォルダ―を作って、そこにデータを入れると、他のパソコンからでも見ることができます。
(2)社内に物理的は箱を置き、その箱にデータを入れます。社内の複数のパソコンからアクセスできる仕組みです。
NASの特徴
(1)社内に置かれた箱(NAS)が壊れればデータが失われます。バックアップを別途考えなければなりません。
通常はNASを2台置き故障等に備えますが、地震等で2台同時壊れればリスクヘッジができません。
(2)データのバージョン情報が保存されません。例えば、ワードを上書き保存してしまうと、前のバージョンのワードを見ることができません。
セキュリティー(不正アクセス)
(1)「社内で情報を保管する=他社に情報を預けない」という意味で、セキュリティーが強いと思われるかもしれません。
(2)しかし、社内からのアクセスを一切認めないというのも現実的ではありません。したがって、外部からの不正アクセスについて、セキュリティー対策を別途考える必要があす。
(3)安全に使用するには、専門業者に継続的にメンテナンスをお願いする必要があり、設置及び維持に高額の費用がかかることになります。