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中小企業のIT化・DX

【パソコンの管理】パソコンの利用

2023/10/01 更新

セキュリティの設定

(1)パスワードの設定と管理が必要です。

(2)OSのバージョンを確認する必要があります。

(3)Windows Defenderを有効にする必要があります。

(4) Windows Update を有効にする必要があります。

(5)BitLockerを有効にする必要があります。

ローカルのデータ保存の禁止

(1)クラウドや、社内サーバーにデータを保存する方法と、パソコン本体にデータを保存する方法があります。

 パソコン本体をローカルと呼びます。

(2)ローカルは、セキュリティを高めるには限界があります。したがって、ローカルへのデータ保存を禁止するのが一般的です。

パソコンの活用のルール

(1)パソコンは使用目的を決めて、使用目的以外には使わないのが原則です。

 例えば、休み時間にネットサーフィンを認めていると、その閲覧中に感染するかもしれません。

(2)セキリティ上は、信頼できないアプリやソフトのダウンロードは禁止です。

(3)信頼できないサイトや、違法なサイトでの動画の閲覧は許されません。

(3)セキリティ上は、不審なメールの添付ファイルを閲覧しないこと、リンクをクリックしないことが必要です。

私物のパソコンの利用禁止

(1)私物のパソコンを仕事で使うことは、情報流出の危険があります。

(2)私物のパソコンを仕事で使用していた社員が退職すれば、仕事の情報がそのパソコンに残ったままとなっていします。

(3)私物のパソコンの使用は認めないのが原則です。

私物のパソコンの利用を認める場合

(1)BYOD(私物のパソコンや、スマホを業務に使うこと)専門のソフトを使って、私物のパソコンを使うこともあります。

(2)経営者はプライベートと仕事の区別がなく、一緒のパソコンを使うことも多いでしょう。また、経営者であれば、退職のリスクも高くはありません。この場合には、私物パソコンを利用することも考えられます。

(3)仕事のデータは、クラウドもしくは社内サーバに保存するルールを設けましょう。

(4)家族で共有で使っているパソコンは絶対に利用してはなりません。

(5)仕事で使うパソコンを、私物でも使う等、使用方法を制限して使うべきです。

 〇 仕事で使うのと同じレベルでのセキリティ上の注意を守る必要があります。

 〇 有料のゲームをする。調べものに使うなど、利用目的を制限したうえで、活用することになります。

参考

 月刊大阪弁護士会2022年11月号10頁参考

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