【アカウント管理】Q 中小企業にて、パソコンのアカウントをどのように管理すればよいか教えて下さい。
2025/09/11 更新
マイクロソフトアカント
(1)ウィンドウズのパソコンを利用するには、マイクロソフトアカウントの登録が必要になります。
(2)パソコンのログインアカウントをどのように設定するか問題となります。
やってはいけないこと
(1)社員にマイクロソフトの登録をしてもらった場合に、その社員が退職してしまうと、引継ぎが難しくなります。
(2)マイクロソフトアカウントの場合には、二段階認証等が必要になります。退職する社員がパソコンの引継ぎに協力してくれなかった場合に、パソコンを初期化をする必要が出てきます。
「office365」のサービスを使う
(1)officeのソフトをインストールされていないパソコンを購入し、個別に「office365」のサービスを契約することが考えられます。
(2)この場合には「office365」のサービスとして、法人アカウントを作った上で、社員の個別のアカウントを作ることもできます。
(3)管理者は、社員のアカウントを削除できます。紛失した際などに、パソコンへのアクセスを制限できます。
Google workspace のアカウントを、パソコンのログインするアカウントに利用する
1 パソコンのログインするアカウント のアカウント
(1)例えば、グーグルの有料サービス(Google workspace)では、社員に仕事用のメールアドレスを作ることができます。
(2)このメールアドレスを使って、クラウドサービスへのログインを認めていた場合には、会社のメールアドレスさえ失効させてしまえば、全てのアクセス管理ができます。
これは、メールアドレスをアカウントとして使う例です。
以下では、このメールアドレスを、「Google workspace のアカウント」と言います。
2 パソコンにログインするときのアカウント
(1)Google workspace のアカウントを、パソコンにログインするときのアカウントに代えることができます。
(2)パソコンにログインするときに、マイクロソフトアカウントの入力ではなく、Google workspace のアカウントの入力に代える方法です。
(3)なお、この設定には、専門的な知識が必要です。
(4)パソコンを購入するたびに、専門業者に設定を依頼することになるでしょう。
社長個人のアカウントに紐づける
(1)ウィンドウズのパソコンを利用するには、マイクロソフトアカウントの登録が必要になります。
(2)中小企業であれば、社長個人のアカウントに紐づけることが考えられます。
(3)この方法の場合、社員が退職してもそのままパソコンを使い続けれます。
(4)この方法の場合、パソコンを紛失した場合には、社長のアカウントを削除するとこれに紐づいた全てのパソコンへのアクセスが制限されてします。