②文房具所持の原則禁止と、共有物の一か所管理
2023/07/17 更新
整理基準
(1)物を整理するには、以下の方法があります。まずは不要物を捨てることです(捨てる)。
(2)例えば、ハサミについて個人の机で管理することを禁止して、共有物として一か所で管理すれば、事務所全体で管理する物品を減らすことができます(減らす)。
個人の机で管理するものと、事務用品置き場(共有物を一か所で管理する場所)で管理する物を分けることは大切です(置く場所を決める)。
(3)共有物を一か所で管理します。例えば、保管棚がいろいろなところにあると、いろいろな場所を探す手間が生じます。管理棚も一か所にした方がよいでしょう。探し物がある場合にはここを探せば分かるようになります。
個人の所持アイテムの限定
(1)文房具については、以下の物しか個人保管を認めません。
シャーペン1本、消しゴム1個
ボールペン1本
色ペン1本
(2)上記以外の物(例えば、ホッチキス、ハサミ、電卓)は個人の机(の引き出し)での保管するを禁止しました。これらは、事務所の事務用品置き場で一か所に置くことにします。
事務所の事務用品置き場
(1)使用頻度の低い物品については、事務所の事務用品置き場で管理するルールにします。
(2)これは事務所の物を増やさないようにする工夫の一つです。
(3)従来は、ホッチキスが無くて探したりすることもあり、これによってこれらの手間を削減することができます。弊所では、電卓を使う頻度はそこまで高くないので、電話を個人の個人の机(の引き出し)での保管するを禁止しました
(4)共有物を一か所で管理し、その棚を一か所に固めました。何か探し物がある場合にはここを探せば分かるようになりました。
参考
小林啓子「実践! 事務所の5S -オフィスのムダをなくして業務効率アップ! 」26頁~27頁