【情報流出】文書とパスワード
2023/10/01 更新
文書のパスワード
(1)ワード、エクセル、PDFにパスワードを設定できますが、入力回数に制限がありません。
(2)総当たり攻撃は、機械的に数字、アルファベットの全ての組み合わせを順番に入力していく方法です。
(3)専門的な知識が無くても、専用のソフトを使えば、ワード、エクセル、PDFのパスワードは理論上、解読できます。
パスワードを設定する意味
(1)文書にパスワードを設定することで防せげるのは、メールの宛先を間違えたとき、添付ファイルを間違えたときに、パスワードを相手に伝えていないので、この文書が閲覧されることを防ぐことができることです。
(2)例えば、USBの利用を禁止してしまえば、USBの紛失はおこりません。
(3)相手に送付する前から文書でパスワードを設定することは通常しません。不正アクセスの対策にもなりません。
(4)文書にパスワードを設定するよりも、誤送信を防ぐことの方が重要になってきています。