【不正送金等】社員の横領
2023/08/17 更新
社員の横領
(1)社員が、不正送金をする、クレジットカードを不正利用する、現金を横領する等のリスクにも対応しなければなりません。
(2)社員を信用することと、出来心(トラブル)を発生させない仕組み作りをすることは別のことです。
対策
(1)送金等の現金を扱う者と、会計上の記帳をする者を別々にすることが対策となります。
例えば、クレジットの利用明細や、送金履歴を上司が行う制度などが考えられます。
(2)可能であれば、現金を扱う担当者を定期的に交代することが対策となります。不正があれば、次の担当者が担当者したときに気が付きます。
(3)経理担当者が一人では、送金できない仕組みを作ることが対策となります。例えば、出金データを作り経営者がOKだと承認しないと、送金できないシステムを利用することもありえます。