【無線LAN】Wi-Fi(無線LAN)の導入
2023/10/31 更新
Wi-Fi(無線LAN)
(1)社内のパソコンをノートパソコンに代えて、無線LANを利用すれば、社内の配線をすっきりできます。
(2)社内のレイアウトを自由に変更できるメリットがあります。
無線LANとセキュリティー
(1)暗号の方式には、「WPA 2」「WPA 3」等の規格があります。
(2)「WPA 3」は、「WPA 2」の改良版です。
現時点では、「WPA 2」「WPA 3」も強固な暗号方式(安全な暗号方式)だと言われています。
(3)最新の無線LANのルーターでは、どちらかを利用しています。最新機種の無線LANのルーターを使っていれば安全だとは言えます。
(4)逆に言えば、無線LANのルーターの暗号化方式の規格は確認しなければなりません。
無線LANのルーターのパスワード
(1)無線LANのルーターの暗証番号は、ルーター本体に張り付けてあります。したがって、初期設定の暗証番号を変更することが推奨されています。
(2)社内にあるルーター本体を見に行けるのは社内の人間に限られます。逆に、社内の人間は当然、暗証番号を知っていることになります。初期設定の変更についてどこまで意味があるのは疑問です。
(3)もちろん、退職者が無線LANでの通信を傍受する可能性があるのであれば、パスワードを変えることで、これを防止することができます。
私物のパソコン、スマホと、無線LANの利用
(1)社員が私物のパソコン、スマホに、会社の無線LANにアクセルすることを認めてもよいでしょうか。
(2)ウイルスに感染するリスクを考えると、私物のパソコン、スマホの接続を禁止すべきです。
次に、それらの行為は、無線LANのパスワードの流出に繋がります。基本的には禁止すべきです。
参考
ビジネスガイド2023年7月号65頁以下