【クラウドとNAS】UTM
2023/08/17 更新
UTM
(1)UTM(Unified Threat Management)は、社内のパソコンと、外部のインターネットとの間に設置するセキュリティー対策の物理的な箱です。UTMは社内に物理的な箱を設置することになります。
(2)UTMの機能、値段ともに機種、メーカーによってまちまちです。一言でいえば、セキュリティー対策の物理的な箱というイメージになると思います。
(3)インターネット環境については、パソコンのセキュリティーソフト、プロバイダーでのセキュリティー対策がされており、一定程度のセキュリティー対策が施されています。
したがって、それを超える脅威(標的攻撃等の)の対策が必要な場合にこれを設置することになります。現実的な必要性の面で見れば、国家機密を扱う場合に限られます。
UTMを利用するメリット
(1)社内にサーバーを設置して、社内にデータを保管する場合には、IT業者さんからUTMの設置を進められます。
(2)社内で、データを保存する体制を作る場合には、対外には安全性をアピールする必要もあり、導入を検討してもよいかもしれません。
(4)クラウドストレージを利用する場合(でデータを保管する場合)には、外部のIT企業の設備にデータを保存します。したがって、UTMを設置しなくても、UTM相当のセキュリティー対策が既にされていると考えてよいでしょう。
お勧めのUTM
(1)もし、UTMを利用したいという希望があれば、下記をお勧めします。
https://www.osaka.cci.or.jp/cybersecurity/utm/
(2)社名は出ていませんが、実際には大手IT企業の商品が格安で使えます。商工会議所の商品は、ときどき、直接取引するよりも、商工会議所を通じた方が安いということがときどきあります。