Q 標的型攻撃メールについて教えてください。
2025/10/23 更新
標的型攻撃メール
(1)いつもの会議資料がメールで送られてきました。添付ファイルを開けると、ウイルスに感染して個人情報が盗まれてしました。
(2)標的メールでは、第三者が通常業務のメールを偽ってメールを送ります、そのメールを開いたり、添付ファイルをクリックすることでウィルスに感染します。
標的型攻撃メールの種類
(1)攻撃者の立場からすれば、必ず取引をしているであろう、インフラ系の企業のメールは容易にコピーできるために、これらの企業のメールに偽装した標的攻撃メールとして利用されやすいです。
(2)クレジット情報や、銀行の暗証番号等は、お金になりやすく、銀行やショッピングサイトのメールに偽装した標的攻撃メールとして利用されやすいです。
Microsoftなどのパソコン関連企業
Amazonなどのショッピングサイト
銀行
NTT
(3)メール情報や、取引情報が流出している場合には、これらの情報を使って、偽のメールが作られます。
標的型攻撃メールの対処
(1)あやしいメールは開けずにそのままゴミ箱に入れます。削除しなくても大丈夫です。
(2)あやしいメールが来れば、会社のセキュリティ担当者に報告します。会社のセキュリティ担当者は、全社員向けに注意勧告をする必要があります。
標的型攻撃メールの見分け方
メールアドレス
(1)メールアドレスを確認しましょう。フリーメールは、標的型攻撃メールであると疑いましょう。
(2)なお、現在では、送信先のアドレスを偽装する技術があり、メールアドレスは判断材料になりません。
文面
(1)いつもと違う文面であれば、標的型攻撃メールであると疑いましょう。
(2)疑わしいメールについては、直接、電話等で確認しましょう。
添付ファイルを開かない
(1)不用意に添付ファイルを開くと、ウイルスに感染するリスクが高いです(マルウェア、ランサムウェア)。
(2)もともと、添付ファイルを送ってもらう約束があった場合を除いて、添付ファイルを開かないルールにしましょう。
(3)添付ファイルを開く場合には、その宛先に直接電話して確認してからでなければ、開かないルールにしましょう。
標的型攻撃メールの対策
(1)メール等を盗み見られないように、セキュリティ対策をすることが必要です
(2)チャットへの移行など、メールの使用を避けていくことも考えていく必要があります。






