【試験の方法】地頭(頭の良さ)を問う質問(3分間プレゼン)
2024/08/11 更新
地頭(頭の良さ)を問う質問
地頭(頭の良さ)を問う質問としては、突然、3分間のプレゼンをお願いする方法があります。
「3分間で、今までに一番困難だったことと、それにどう対応したのか。説明して下さい。」と質問します。
「3分以内で、これまでの実績・実績を説明して下さい。」と質問します。
質問のポイント
(1)聞くのは事実です。考え方ではなく、事実(経験)を聞きましょう。
自己アピールも、考え方であり、基本的には参考になりえません(曽和利光「人材の適切な見極めと獲得を成功させる採用面接100の法則」34頁参考)。
(2)例えば、「学生時代に力を入れたことは何ですか。」という質問では、焦点がボケます。
事実を聞く場合には、困難にどう立ち向かったのか、を聞くのがよいでしょう。
構造化面接
(1)同じ質問(試験)を用意して、回答(結果)を比較しやすい形にすることを構造化面接といいます。
(2)3分のプレゼンの質問は、簡単に構造化面接ができます。
やり方
(1)質問をして、5分程度時間をとって、回答をしてもらいましょう。
評価のポイント
(1)短時間で、要点をまとめて、分かりやすく伝える能力を査定します。
(2)突然、プレゼンをしてほしい、とお願いして、柔軟性を査定します
参考
大芝義信「組織の感情を変える リーダーとチームを伸ばす新EQマネジメント」191頁
曽和利光「人材の適切な見極めと獲得を成功させる採用面接100の法則」75頁