カジュアル面談・ピザパーティー
2024/08/11 更新
カジュアル面談
(1) カジュアル面談は、転職を決意してない人向けの会社説明会とイメージすればよいでしょう。
(2)かつての採用の流れは以下のようなものでした。
「求職者が転職を決意する → 各社の転職情報を見る。→応募する。」という流れです。
しかし、「求職者が転職を決意する → 各社の転職情報を見る。」というタイミングで、競争しようとすれば、資金がある企業が有利になり、なかなか中小企業で人を採用することは難しかったという現状があります。
(3)「興味を持ってもらうような情報を提供する → 企業の存在を知ってもらう。 → 企業の転職情報を見てもらう。→転職を希望するきっかけが発生する。→応募する。」という、「転職を決意する。」前のタイミングで、求職者との関係を構築することが求められています。
(4)カジュアル面談は、転職を決意してない人でも「参加してよい。」というハードルを下げた会社説明会です。
カジュアル面談の具体例
(1)例えば、ピザパーティのように非公式なパーティの形をとるのもよいでしょう。
(2)例えば、友人を連れての参加を歓迎しましょう。
(3)例えば、スーツではなく、カジュアルな服装での参加を認めましょう。
(4)例えば、カジュアル面談での様子を写真にとって、「カジュアル面談」の様子を伝えることもよいでしょう。
(5)有資格者の募集であれば、合格者の祝賀会という形をとってもよいでそう。
カジュアル面談のやり方
(1) カジュアル面談では、簡単に、会社の説明をします。
(2) 求職者に近い属性の社員に参加させて、求職者と交流させます。。
(3) カジュアル面談について、企業としての目的を設定することが必要です。
例えば、求職者からの情報収集だけでもよいと思います。
求職者が希望する労働条件
求職者が、他のどんな企業の採用を検討しているか。
求職者が、見ているSNSの記事(企業として発信すべき記事の内容)
(4) どうしても採用したい求職者はリスト化して、個別に口説き落としましょう。
トライ&エラー
(1) カジュアル面談は決まった形があるわけではありません。
(2) 毎回、反省会を開きながら、進めて行くのが有益です。
参考
ビジネスガイド2023年12月号6頁