報連相(ほうれんそう)
2025/03/20 更新
報告、連絡、相談
(1)学生の時代は、自分の力量を超えた宿題が出ることはありませんでした。また、宿題は自分一人でするべきものでした。
(2)しかし、仕事では、新人もベテランと同じ仕事のクオリティーが求められます。しかし、新人だけでは、判断できないことが出てきます。したがって、適切なタイミングで上司に報告と、相談をすることが必要です。
(3)報連相(ほうれんそう)は、大きく分けると以下に分けれます。
上司との相談 → 指示に基づいて仕事 → 疑問点を相談
上司との相談 → 指示に基づいて仕事 → 完了を報告して次の仕事(指示)をもらう
上司との相談 → 指示に基づいて仕事 → 予想外のことが出てきて相談
相談のタイミング
(1)上司の報告のタイミングでは、問題点を的確に説明する必要があります。
問題点を簡潔にまとめる能力が必要です。
(2)自分では判断するべきこと、上司に相談するべきこと、を判断する能力が必要です。
(3)どんなときに相談すべきか、自分なりのリストを作りましょう。
「◯◯なときには、相談」「◯◯なときには、相談」とメモを作って自分なりに振り返ることで
判断の精度をあげていきましょう。
自分の考えを述べよう
(1)問題点を指摘するだけでなく、自分としてどういう方針で解決しようとするかを説明しましょう。
(2)上司と方針が違えば、なぜ、違うのかを考えましょう。
(3)自分の考えを述べて、「考える。」クセがなければ、「指示待ち」の人間になってしまいます。
指示待ち人間、仕事を任せられない人
(1)上司からの目線で考えみましょう。
どのように対応するのか、自分で発言できない部下は、指示待ちです。(自分で考える。)
期限を守れそうにないことについて、事前に相談できない人には、仕事を任せられません。
(期限を守る。)
「自分だけでは判断すべきではないこと(相談すべきこと)」を相談しない人には、仕事を任せられません。
(自分の権限を把握する。)
問題点全体を端的にまとめて、これを自分から相談できない人には、仕事を任せられません。
(問題点を簡潔に説明する。)
参考
安達 裕哉 「仕事ができる人が見えないところで必ずしていること」42頁以下、79頁以下