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弁護士業務の流れ

新人社員に指示を出すときのルール

2025/03/10 更新

部下に指示を出すときには、以下のことを伝えましょう。

(1)新人に限らず、他人に指示する場合には、以下のことを具体的に伝えます。
  仕事の目的
  仕事の内容・クオリティー
  期限(優先度)
(2)仕事の内容・クオリティーは伝えることが難しく注意が必要です。
  かつてやったことがある仕事であれば伝わりますが、それ以外では工夫が必要です。
  似た事例の資料を渡す。まずは、目次だけを提出させて方向性がそれでよいのか、チェックする等の工夫が必要です。

  大石哲之「コンサル1年目が学ぶこと」72頁以下

マニュアルや、似た事例の資料

(1)新人社員に仕事を依頼するときには、マニュアルや、似た事例の参考資料が必要です。

(2)これを渡せているかチェックしましょう。

作業手順を質問する(確認する)

(1)新人社員さんに指示を出した後に、新人社員に、「今後の作業手順を確認したので、何をするのか、順番に説明してもらえないですか。」と質問しましょう。
(2)もともと、人は価値観や常識は一致しません。ベテラン社員と新人社員では、その差が大きくて当然です。「伝わっている。」と信じるのではなく、「伝わっていますか。」と確認することを大切にしましょう。
(3)特に、仕事を分解をしてみると、簡単な作業の塊であるような業務の場合、指示をした方は「簡単なこと」だと思い、指示された側は、「何をしてよいのか。」分からないということになります。

参考

 大石哲之「コンサル1年目が学ぶこと」 84頁

新人社員が不安を覚える場合には、さらに仕事を分割する。

(1)新人社員に仕事を依頼したが、新人社員は自信がない様子でした。
(2)その場合には、「本日中に、1時間作業してほしい。その内容を見せてほしい。」「本日中にどういう風に作業をするのか30分考えて報告してほしい。」等の仕事をさらに分割してチェックしましょう。
(3)時間だけが過ぎるのは避けるべきであす。チェックまでの期間は短い方がよく、次の日には、新人社員と確認の時間を設けた方がよいでしょう。

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