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【ミスのない仕事】情報を減らす(脳内メモリー)を意識する。 

2024/10/10 更新

脳内メモリーと、注意力

(1)脳内で、覚えてられることは4つまで、という研究結果もあります。

(2)「注意する。」「頑張る」では、ミスを防げません。

(3)車の運転に慣れれば、助手席の人と話しながら車を運転できます。しかし、それは注意力が増えたのではありません。見るべきポイント(注意するポイント)が減ったことで、どこを集中すればよいのかコツが分かっただけです。

(4)ミスの防止には、「ルールを守る(見るべきポイントを明確にする)。」「情報を減らす。」ことが1番です。

「頑張れば、頑張る。」ほど、ミスが増える。

(1)仕事の早い人はミスをしません。それは、情報量を減らしているからです。

(2)ルールを守れない人は全てに注意を向けることで、結局、全体的に注意力が散漫になってしまいます。

(3)下記の「メモをとる」「すぐやる」こともルール化できます。ミスの防止にはルールの徹底が一番です。

メモをとる

(1)メモを作れば、覚えていることを増やすことができます。

(2)ミスをしなようにメモをとるのは大切です。

(3)もっとも、メモが増えれば情報が増えます。重要なメモか、そうでないかの整理も大切です。

(4)何年後に思い出すことあるかは重要なポイントです。
 簡単なメモだけでは、見ても思い出せません。メモの取り方にも工夫が必要です。

ルール(チェックボックス)

(1)ルール(チェックボックス)を明確して、これを守ることはどこを見るべきか、明確にしておりミスを減らすことができます。

(2)「その日のメモはからなず、その日に作って、お客様にもメールする。」等のマイルールが多い人は、次にチェックするポイントを分かっています。マイルールを作れる人は強いです。

整理整頓

(1)整理整頓そのものは作業であり、追加の業務ではあります。

(2)しかり、整理整頓によって、不要な情報(情報量)を減らすことができれば、ミスが減ります。

(3)重要な書類については、ひと手間かかってもPDF化するべきです。

(4)ファイルを整理し、2階層までで全て、重要な資料を見ることができるようにしましょう。

 逆に、重要でない資料は、「その他」に入れます。

 重要な資料に注意が行くような工夫をすべきです。

すぐやる

(1)その日の仕事をその日中にやりましょう。

(2)仕事を残せば、「仕事を管理する。」という仕事が増えます。

(2)後日あると、「思い出す。」「資料を読み直す。」という手間が増えます。すぐやることは仕事を減らします。

仕事の工数を減らす。仕事のやり方を見直す。

(1)人間が作業すればミスが発生します。

(2)したがって、工数を減らせないか、常に考えるクセは大切です。

(3)その日の仕事をどれだけ段取り良くやるか考える時間を10分とれば、ミスが減ります。

(4)仕事のやり方を見直す時間を取ることも大切です。

書式を使う。説明文書を用意する。

(1)書式を使ったり、事前に一般的な説明の文書を用意したりすれば、工数を減らすことができます。

(2)過去の文面を使うなどを工夫すれば、作業効率があがります。

ダブルチェックする。

(1)自分だけで仕事を完結せずに、他人に最後の仕上げを頼むのは有効です。

(2)「◯◯だけはダブルチェックしてほしい。」とチェックポイントを伝達するのが有効です。

(3)他人に仕事を頼むとコミニケーションのロスが生じます。したがって、「◯◯は、◯◯さんがチェックする。」というルールを決めてお互いの責任を明確にしましょう。

参考

 宇都出 雅巳「仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方: 勘違い・見落とし・誤判断が防げる!」82頁から113頁

 

 

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