Q 標準報酬月額とは何ですか。社会保険料(厚生年金と健康保険)はどうやって決まりますか。
2025/09/15 更新
標準報酬月額
(1)標準報酬月額は、従業員の給与について1~50の等級に分けたものです。
(2)標準報酬月額は、社会保険(厚生年金と健康保険)の保険料や、傷病手当等の金額の基礎となる金額です。
(3)標準報酬月額は、残業代や交通費を含めた金額で計算します。
参考 標準報酬月額は交通費を含めて計算します。例えば、会社の社員の給与が同じでも、交通費の額が多ければ、標準報酬月額がアップします。そうなると、社会保険料(厚生年金と健康保険)が増えて手取りが減る、という現象が起きます。 |
社会保険料(厚生年金と健康保険)の見方
(1)社会保険料(厚生年金と健康保険)は地域によって変わります。
(2)例えば、「大阪の社会保険料」は以下のとおりです。インターネットで検索すれば分かります。
(3)従業員は給与から、半額を控除されます。
例えば、月収が102000円であれば、標準報酬月額は、104000円となります。
35歳であれば、折半額の健康保険が5324円、厚生年金19032円控除されれます。
(4)会社は、折半額を従業員から控除して、全額を年金事務所を納めます。したがって、会社には、その全額分の請求が来ます。

介護保険料
介護保険料は上記のとおりであり、40歳から64歳までの方については、介護保険料第2号の被保険者の欄が適用されます。