コア・バリュー

コア･バリュー

（１）コア･バリュー は、企業が、判断をしたり、優先順位をつけたりするうえで、大切な価値観です。

（２）コア･バリューは、企業が、「会社で働く人たち全員に持ってもらいたい」と考える価値観です。

採用時に、重要視しない能力

（１）司法試験の成績

　司法試験に合格していれば、十分に有能だと考えます。

　司法試験の成績よりも、以下の能力を大切にしたい、と考えます。

（２）性別・育児

　代表弁護士が、育児でPTA活動に積極的に活動しています。

　育児で、週に一回しか出社しない社員もおります。

採用時に、重視する能力

（１）採用時に、重視する能力・価値観は以下のとおりです。

（２）採用とは関係なく、以下を満たす人には、まず会ってみたいと、考えます。

他人の気持ちを理解できる。

（１）他人の気持ちを理解できる能力です。

（２）自分から見る世界と、他人から見る世界は異なります。自分の行動が他人から見てどう見えるかを想像する力が必要です。

（３）「この書面の提出ですが、一週間放置されていませんか。いつ出せますか。」と質問されて、「今週は手がいっぱいでした。」と答えるのではなく、「お客様から見れば、一週間も待たされていますよね。今週、私は、忙しかったのは事実です。別の人に頼むか。お客様に「提出日がこれくらいになる。」と説明すべきでした。」と反省できる能力です。

間違ったときに、素直に認める。

（１）問題が起きたときに、これを隠さずに報告する能力が必要です。

（２）言い訳をせずに、問題について、本来どうすればよかったのか、を考える能力が必要です。（３）言い訳を許すと、なあなあの組織となってしまいます。

（４）弊所では、言い訳をすると、弊所では詰められます。

模範的な対応

上司

　「〇〇について反論の書面を出せてしますか。」

社員

　「出せてません。〇日まで出します。」

上司

　「お願いします。」

言い訳を詰めている状況

上司

　「〇〇について反論の書面を出せてしますか。」

社員

　「ここの書面に〇〇と書いているので、ここで反論をしているつもりです。」

上司

　「どこですが、教えて下さい。」

社員

　「ここです。」

上司

　「文献は調べましたか。」

社員

　「えーっと。」

上司

　「これすね。この本をコピーして渡します。」

部下

　「さすが、先輩、よく読んでいますね。」

上司

　「よいしょしても、意味はありません。」

上司

　「この文献によると〇〇の定義について、どう解釈すべきですか。」

部下

　「〇〇だと思います。」

上司

　「違います。〇〇と理解すべきでしょう。」

部下

　「確かに。」

上司

　「〇〇の観点から、書面を作り直して出してください。」

部下

　分かりました。

最後まで、やり抜く。

（１）最後までやり抜く能力が必要です。

　例えば、長い文書について、集中力を維持してチェック（誤字チェック）する能力が必要です。

　残業計算等で、複雑なエクセルの計算式の作成を依頼することもあります。自分で調べながら、計算式を作る能力が必要です。

（２）趣味でもよいでが、こだわって続けていることがある人を求めます。

質素・倹約の精神を持っている。

（１）弊所は、会社の利益と、依頼者の利益のバランスを大切にしています。

（２）「弁護士になって大儲けしたい。」という人では最終的に考え方があいません。

（３）弊所では、弁護士が、「弁護士の平均賃金＋300万円程度」を取得することから、逆算して料金体系を作っています。

（４）「高い時計が好き」「高級車が好き」という価値観は否定しませんが、弊所ではありません。

渦中に飛び込む（他人のために奉仕する）

（１）集団において、トラブルが発生した場合、自分のことではなくても、そのトラブルの解決に奔走するような人物を求めます。

（２）会社（集団）において、全体の利益のために、奉仕する人でなければ、社会人としては活躍できません。

（３）なお、リーダーである必要はありません。他人の問題を他人事と考えるのではなく、自分でできるサポートを探して引き受ける、そんな人材が必要です。

（４）例えば、勉強会の幹事を引き受けたり、委員会の雑務を引き受けたりすることを奨励しています。
　集団の中で自分の役割を見つけて、他人のために奉仕することの大切さを理解できる人を一緒に仕事をしたいと思います。

いつもニコニコ

（１）感情は電波してしまいます。

（２）職場の雰囲気は、大切な要素です。

（３）いつも、明るく元気でいれることは大切です。