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マネージメント

財務情報に基づいた経営

2025/02/11 更新

財務情報に基づいた経営

(1)財務情報に基づいて経営の仕方は以下のとおりです。

(2)財務情報に基づいて、社員(部門)の目標と計画を設定させて、その遂行をチェックします。
 ①現在の財務情報に基づいて野心的な目標を設定します。
 ②社員(部門)の仕事において、課題を決めます。
 ③社員(部門)の仕事における目標とその目標を達成するための計画を立てさせます。
 ④プランニング会議で、各人の目標とその計画が妥当か、質問してチェックします。
 ⑤社員がその目標に真摯に取り組んだか、をチェックして評価をします。

(3)課題に対し、チームで協力して挑んでこそ、目標を達成できます。
 課題に対して、チームが積極的に話せる雰囲気を作れるかマネジャーが必要です。
 マネージャーの力量を見える化して、適性を判断します。

(4)以上の流れで、数字という共通言語でマネージメントすることもできます。

①野心的な財務目標を設定する

(1)安定的に成長を続けている優良企業の成長率を参考に自社の財務目標を設定ししましょう。

(2)高価格帯を狙うのか、それとも、(薄利多売の)低価格帯を狙うかは企業戦略です。
 商品をしぼって高い利益率を狙うのか、規模拡大を重視して売上を目指すのか、利益率や売上等の目標を設定します。

②社員(部門)の仕事において、課題を決める。

(1)課題と、仕事が無関係では社員は動くことができません。

(2)実施する立場の者にしか、何ができるかを語ることはできません。

(3)経営陣は、幹部との間で、幹部の仕事において、どんなことが成長課題となっているか、どんな方法であればそれを解決可能なのか、注力すべきポイント話し合います。

 もちろん、マネージャーは個々の社員との間で、個々の社員との事において、どんなことが成長課題となっているか、どんな方法であればそれを解決可能なのか、注力すべきポイント話し合います。

(4)社員が自分の仕事について、どんな課題に取り組むかを宣言させることによって、オーナーシップを育みます。

③社員に目標とその目標を達成させるための計画を立てさせる

 社員(部門の責任者を含む)に、自分の仕事と関連とした目標とその目標を達成するための計画を立てさせます。

④プランニング会議で、目標と計画の妥当性をチェックする

(1)幹部が出してきた目標とその計画について、経営陣が質問して、その妥当性をチェックします。

(2)妥当性のない目標や計画については、ダメ出しがされます。

⑤幹部の人事評価に目標への取り組みを反映させる。

(1)幹部が自分の目標に真摯に取り組んだか、をチェックして評価することが必要です。

(2)失敗をマイナス評価してはいけません。挑戦を評価する仕組みが必要です。

⑥マネージャーを評価する。

1 話しやすい雰囲気

(1)課題に対し、チームで協力して挑んでこそ、目標を達成できます。
 マネジャーには課題に対し、チームが話し合って推進する雰囲気を作る力量が必要です。
(2)マネージャーの力量の見える化が必要です。

2 マネージャーの力量のチェックポイント

 社員が以下の質問に答えれるか、どうかが一つの指標となります。

 ①現在どんな課題・目標に取り組んでいるか。

 ②①のためにどんな苦労があるのか。

 ③過去6ヶ月に自分の組織の長にあったことがあるか。

 ④自分の仕事の業務内容を簡単に説明して下さい。(50文字以内)

3 マネージャーのタレントリスト

(1)マネージャーの力量は、目標達成の程度で、ある程度は図ることができる。

(2)従業員からのヒアリングでも、マネージャーを評価できます。

(3)以下のようなタレントリストを作って、人事を管理する。

評価評価カラ-
役職部長
名前山田太郎
現在の仕事の内容KPIの管理見習中 ※1青 ※2
現在の仕事での課題◯◯◯
次のポジション経理部長
必要なスキル1
必要スキル2
次のポジションへの昇進時期見極め中 ※3見極め中 ※4青 ※2
経歴   ◯◯
過去の人事評価の資料 ※5

※1 評価は、「能力不足」「見習中」 「標準」 「高レベル」の4段階で評価する。

※2 評価に色付けを行い、視覚的に判別しやすくする。

※3 評価は、「能力なし」「事情により昇進不可」「見極め中」「潜在能力あり」の4段階で評価する。

※4 評価は、「適正なし」「見極め中」「限定付きの昇格可」「即時昇格(30日以内)」4段階で評価する。

※5 1on1等のでの評価など、過去の人事評価のデータにもアクセスできるようにしておきましょう。

参考

 ハーバード・ビジネス・レビュー2025年3月号104頁

 

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