【会議と対話】会議でのリーダーの役割(意見を引き出す)
2024/01/13 更新
会議でのリーダーの仕事
(1)会議でのリーダーの仕事は、「一人で合理的な結論を出す」ことではなく、「メンバーの意見を引き出して、チームとして決定する。」組織(仕組み)を作ることです。
(2)メンバーが意見を述べる能力と、意欲を持たせることがリーダーの仕事です。
(3)活発な会議にするためには、リーダーは以下の対応が必要です、
会議前に意見を募集する
(1)会議の目的と、議題(何を話し合いたいか)を記載し、、必要な資料、データーを事前に周知します。
(2)メンバーには、会議の参加の条件として、簡単な意見を2つ述べることを条件にする、というアイデアももあります。
参考
Gino Wickman (著)、福井 久美子 (訳),「TRACTION トラクション ビジネスの手綱を握り直す 中小企業のシンプルイノベーション」 156頁
会議のメンバーを選定し直す
(1)会議のメンバーは5人程度が適切です。
(2)活発な議論をするためには、活発に議論を述べない人は、次回から参加を認めないことが必要です。
意見を述べているかをチェックする。
(1)リーダーは、会議にて各人が発言をしているかをチェックしましょう。
(2)リーダーは、沈黙している人物にも意見を聞きましょう。
(3)会議後に、リーダーは無言の参加者には注意をしましょう。
仮に、態度が変わらなければ、メンバーから外れてもらいましょう。
参考
石哲之「コンサル1年目が学ぶこと」222頁以下
議事録を作りましょう。
(1)議事録に、結論だけでなく、どのような意見が出たのか、誰がその意見をの出したのか要旨を記録しましょう。
(2)参加者が役割を果たしているのか。結論を出すために必要な情報が提出され、必要な議論がされているのか確認しましょう。