答弁書の書き方(残業代訴訟)
2025/05/25 更新
1 時効のチェック
(1)まずは、時効をチェックしましょう。
(2)実務家としてはまずは、時効をチェックしましょう。
2 残業代訴訟の仕組み
(1) 残業代訴訟の仕組みは簡単に言えば、以下のとおりです。
1時間あたりの時給 × 残業時間 × 1.25(割増率)
1時間あたりの時給 = 月給 ÷ 月平均所定労働時間
で計算されいます。
(2)つまり、大きな争点は3つしかありません。
(3)①月給(手当)の内容と、②月平均所定労働時間と、③残業時間の3点ということになります。
3 答弁書
(1)会社(被告)として、訴状の反論を書くのであれば、以下の内容を記載することになります。
(1)労働者であることを争うのか。 管理監督者であると争うのか。 (2)入社日、退社日 最終出勤日(いつから、いつまでの時効について争うのか。) (3)給与の締め日、支払日 (4)月平均所定労働時間 (5)手当について反論 |
(2)労働時間については、多くの場合には、次回以降に反論することになるでしょう。