Q 敵対的買収者の手口をまねて、企業価値を高める方法について教えて下さい。
2026/02/11 更新
敵対的買収の防衛策
(1)ファンドが株式を買い集めて、経営権を握って、短期的な財務諸表の向上を狙って、投資を削って不採算部門の売却を売却し、人件費等のコスト削減を行い、株価を釣り上げては売却して、巨額の利益を得ることがあります。
(2)このような敵対的買収者は、改善余地の多い企業を探している。
(3)したがって、防衛策の一つは、敵対的買収者と同じ目線で、企業経営を行って、株価の最大化を図ることであります。
敵対的買収者の最新の手口をまねる
(1)経営者は、「敵対的買収者の最新の手口」をまね、敵対的買収者であれば、株価上昇のために、どんな提案をしてくるのか、その提案策を予見するべきである。
(2)定期的に、敵対的買収者の立場で、改善提案の内容と、それによる株価の査定を行うべきです。
(3)これによって、株価を最大化出来る事業計画を立てることになります。
株価の最大化の見地で、経営陣を選ぶ
(1)選ばれた経営陣が経営方針を作るのではなく、株価を最大化出来る事業計画を立て、これに最適な経営陣を選出すべきです。
(2)これによって選ばれた経営者は、株価を最大にすることを目標に経営をすべきです。
人件費を削減する
(1)最近は、余剰な設備等は売却されているでしょう。
(2)多くの問題は人件費です。
以下の方法で、人件費を削減することができます。
| 人件費の削減のスキーム 1 低価値の事業を無くす 低価値の事業を無くします。 売上を商品ごと、取引ごとに出して、利益率の低い事業の停止等を検討します。 2 拠点を少数の拠点に集約します 各拠点を減らして、少数の拠点に集約します。 拠点を減らせば、業務の一本化でき、無駄な業務をさらに減らせます。 3 オペレーションを見直す 現在の商品、サービスを提供するために、必要最低限のオペレーションを一から考えます。 今までのプロセスを白紙にして、仕事を見直します。 4 ローパフォーマー ローパフォーマーの仕事を、中程度や、高い人へと移します。 これによって、業務処理能力の高い人だけが残ることになります。 以上の施策によって、組織の業績があがることから、最終的には組織全体のエンゲージメントも上昇します。 5 改革はスピードを持って行う 改革に時間をかければ、混乱が長引きます。 すべてを一気にやることが必要です。 |
参考
ハーバード・ビジネス・レビュー2026年3月号92頁以下






