期日前のチェック
2024/11/07 更新
期日前のタスク
裁判の期日の前には、以下をチェックします。。
口頭議論の準備
(1)裁判期日では口頭議論を行います。法廷で発言すべき内容の箇条書を用意します。
(2)相手方が書面を出してきた場合には、自分がどんな反論を書くか考え、そのためにはどれくらいの期間が必要かを決めておきます。裁判期日で、裁判所から「いつまで書面を提出することが可能か。」聞かれるからです。
依頼者の出席の要否
(1) 依頼者の出席が必要であったかどうかを確認します。
(2) 依頼者の出席が必要であれば、3日前には「〇日の期日、出席お願いします。」と連絡した方がよいでしょう。
(3) 出席する依頼者には、以下のことを伝える必要があります。
① 集合時間・集合場所
② 持ち物(身分証と、認印)
(4)裁判期日にて、依頼者の意思確認が必要になる可能性がある場合には、「せめて、その日のその時間について電話に出れるようにしてほしい。」とお願いすることあります。
「証拠の原本」の持参の要否
(1)裁判所に、原本として証拠を提出している場合には原本を持って行く必要があります。
(2)その場合には、証拠の原本の確認が必要です。
書面の提出の漏れがないか
(1)書面を作成したが、依頼者のチェック待ちとなっており、まだ、提出できていないことがあります。
(2)提出予定の書面を出せていないときには、急いで依頼者を催促します。