ご質問・ご相談などお気軽にお問い合わせください。

TEL 06-6773-9114

FAX 06-6773-9115

受付時間 : 平日10:00 ~18:00 土日祝除く

メールでの
お問い合わせ

弁護士業務の流れ

反対尋問の尋問メモ(言い訳潰しのケース)

2024/02/23 更新

反対尋問(言い訳潰し)

 獲得目標を設定し、これに対して、相手方の言い訳を予想して、言い訳と矛盾する事実を一つ一つ確認します。

ケース1

1 獲得目標

 社長は代金の支払いをするつもりなく、資材を購入した。

 社長は、会社の財務を知っていた。

2 想定される社長の言い訳

 (1)全て専務に任せていた。

 (2)入院していた。

3 言い訳を予想しこれを潰す質問

Q 税理士との打ち合わせには社長は参加されますよね。

Q お金の支払い手続きは社長がされてますよね。

Q 入院したのは、〇日までですよね。そこからは元気に職場で仕事されましたよね。

Q 〇社の粗利率は何パーセントですか。

Q 決算期はいつですか。

ケース2

1 獲得目標

 代金を支払うことが難しくなるような、特別な事情は無いこと。

2 想定される社長の言い訳

(1)売掛金が焦げ付いて、突然お金が支払えなくなった。

(2)〇年度と比べて、売り上げが大きく下がった。

3 言い訳を予想しこれを潰す質問

Q A社の売上は毎年横ばいで、下がりもしなければ上がりもしない状態ですよね。

Q 社長の給料もずっと変わらないですよね。

Q 従業員の人数も変わらないですおね。

Q 〇ころですが、売掛金が回収できない等の事情はないですよね。

Q 建設業界の粗利は〇バーセントであり、御社も同じですね。

「弁護士業務の流れ」トップに戻る

Contact.お問い合わせ

    ※個人情報の取り扱いについては、プライバシーポリシーをご覧ください。