会議(事前準備)
2024/01/13 更新
事前準備が大切
会議の目的を明確にし、その準備をしましょう。
会議の目的
(1)①決める会議なのか、②意見を出し合う会議なのか、③情報共有の会議なのか、明確にしましょう。
(2)③情報共有が目的であれば、会議自体を無くせないかを検討します。
(4)成功体験やプロジェクトの進捗を共有してモチベーションをアップさせる目的の場合には、情報共有であっても省略することは難しいかもしれません。
インプット(準備)
(1)会議の目的が決まったら、必要な情報を整理します。
(2)議事録が用意され、話すテーマは事前に案内されていることが必要です。
(3)必要な資料、必要なデータについて、誰が、いつまでに準備するかを決めます。
(4)準備が不足すると、会議が無駄になります。
根回しの禁止
(1)決定事項の根回しは禁止しなければなりません。
(2)準備資料の不足を指摘し、資料の追加を依頼することは根回しにあたりません。
(2)根回しは、議論の意味を失わせてしまうからです。
アウトプット
(1) 会議の最初に、「会議後に、どういう状態を目指す」のかを明確にしましょう。。
(2)例えば、決める会議では、「A案なのか、B案なのかを決める」もしくは、「誰が、いつまでに、〇する、を決める。」等を決めておきます。
参加者
(1) 参加人数は、5名以下が望ましいです。参加人数が増えると、やる気が損なわれます。
(2) 決める会議では8人以上の参加は不適切です。
(3) ②決める会議や、③意見を出し合う会議では、発言しない人物は参加させなくてもよいでしょう。
(4) 会議で決まったことを、後日、特定の人物がひっくり返すことがあります。その人物を参加させるか、会議のメンバーに一任することを承諾させておくことが必要です。
参考
アンドリュー・S・グローブ 著、 小林薫 訳 「HIGH OUTPUT MANAGEMENT(ハイアウトプット マネジメント) 人を育て、成果を最大にするマネジメント」 141頁、144頁
時間と効率
(1) 会議は参加者の時間を奪います。会議時間の設定と、その遵守が必要です。
(2) 会議は長くても1時間以内、30分程度が理想的です。
沢渡 あまね「職場の科学 日本マイクロソフト働き方改革推進チーム×業務改善士が読み解く「成果が上がる働き方」 」111頁以下
参考
沢渡 あまね「職場の科学 日本マイクロソフト働き方改革推進チーム×業務改善士が読み解く「成果が上がる働き方」 」111頁以下
アンドリュー・S・グローブ 著、 小林薫 訳 「HIGH OUTPUT MANAGEMENT(ハイアウトプット マネジメント) 人を育て、成果を最大にするマネジメント」 136頁以下、144頁