【ミスをする人の特徴】細部が気になる人
2024/09/23 更新
ミスをする人の特徴と対策
ミスをする人の特徴を理解して、対策をする必要があります。
細部が気になる人
(1)細かいことが気になって、とことんやってしまう人です。
(2)個々の仕事では、ミスは少ないです。
ミスの内容
(1)細かなところに気を取られて、目的と離れた仕事をしてしまう。
(2)細かなところに気をとられて時間が過ぎ、納期間際になってバタバタ仕事をするのにミスをする。
(3)細かなところに気をとられて、個々のつながりや整合性を潰す。
ミスの対策
目的を意識させる
(1)仕事を依頼するときに、目的を伝えましょう。
(2)仕事を依頼するときに、合否の基準を伝えましょう。
(3)仕事の依頼者は、口頭ではなく書面等の記録が残る形にしましょう。
期限を管理する
(1)仕事を依頼するときに、最終的な納期ではなく、途中経過の納期と報告時期を設けてチェックをしましょう。
(2)他の仕事の一覧表を作り、優先順位を週一で確認しましょう。
全体を見て考える
(1)仕事を依頼するときには、可能な限り全部やってもらいましょう。
(2)例えば、お客様の回答待ちの部分があっても、それ以外のところは全部やってしまい、全体がイメージできるようにしましょう。
指示の出し方
業務指示書
仕事の依頼 | 本人記載欄 | 上司記載欄 |
作業内容 ◯◯ | ||
目的、合格基準 ◯◯に使います。 ◯◯ができるものを作って下さい。 | ||
準備、納期 (1)調査、方針の決定 ◯月◯日まで (2)ヒアリング ◯月◯日まで (3)下書き ◯月◯日まで (4)最終納期 ◯月◯日まで | ||
特記事項 ◯◯については、お客様の回答待ち それ以外の部分は全て、◯月◯日までにやって下さい | ||
業務指示のお約束 (1)業務指示をするときには、本人が指示内容を理解しているか 聞き直すことで、確認して下さい。 |
参考
松井順一「仕事の「ミス」をなくす99のしかけ」18頁以下