ミッションとマーケィング
2024/08/17 更新
ミッション
(1)ミッションは、企業が社会において果たすべき役割を意味します
(2)ミッションを定める上で、以下のマーケティング目線での分析も忘れずに行いましょう。
ポジショニング
(1)ボジショニングは、顧客にとっての商品の位置づけ(イメージ)です。
(2)例えば、「〇〇社の商品は安くて、丈夫でコスパが良い服を売っている会社です。」という会社のイメージです。
ベネフィット
(1)ベネフィットは、顧客にとっての究極的なメリットです。
(2)例えば、「ドリルを買いに来た人は、ドリルが欲しいのではなく、「穴」がほしい。」という説明は有名です。
(3)例えば、飛行機に乗るお客は、「会議に行くために飛行機に乗りたかった。」とします。ベネフィットとしては、遠方での会議であり、飛行機との競合は、テレビ会議システムになります。
(4)顧客の根源的なニーズについて、物事を考える視点となります。
機能的なベネフィット
例えば、以下のようなものが機能的ベネフィットです。
「いちいち値段を見なくても、よい買い物ができる。」
「低価格の買い物ができる。」
「普段着であれば、ここで全てをそろえることができる。」
情緒的なベネフィット
例えば、以下のようなものが情緒的なベネフィットです。
「損しないで、安心して買い物ができる。」
「普段着としては、センスのよい服が買える。(センスが悪いと馬鹿にされたりしない。)」
RTB(Reason To Believe)「信じるに足る根拠」
上記のベネフィットを生み出す会社(商品)の仕組みです。
「例えば、製造、販売を一括で行って、仕入れコストを抑えて、コスパのよい商品開発をする。」
「広告費は、〇円までとして、価格への転嫁を抑える。」
参考
Gino Wickman「TRACTION トラクション ビジネスの手綱を握り直す 中小企業のシンプルイノベーション」65頁以下