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【相談の技術】不安な仕事の注意点

2024/09/02 更新

不安な仕事の作法

(1)新人社員は経験が不足していて当然です。「経験的にできると思えること以上のことはしなくない。失敗したくない。」と思うのは当然です。
(2)上司の立場で考えてみましょう。「不安なのは理解できるが、それは経験することでしかカバーできない。フォローはするけれども、やってもらうしかない。」というのが本音です。

最悪なケース

(1)やり方が分からないから、放置してしまった。そのうち、期限が来ました。上司から進捗を聞かれます。当然、何もやっていなくて、怒られます。

(2)1時間考えて、やっぱり分からないので、上司に聞きます。上司に相談したところ、「もう少し考えてほしい。」といって突き返されました。

本日中に、途中までの成果物を作りましょう。

(1)嫌なこととから始めましょう。本日に、1時間を作って作業を始めましょう。

(2)作業を始めないと、予定時間が分かりません。本日中に少しでも、やってみることは大切です。

(3)下書でも、箇条書きでも、今後の作業予定でも何でもよいです。上司に報告すべき成果物を作りましょう。

  何も持って行かずに、上司に「やっぱり分かりません。」と報告したらどうなるでしょうか。親切な上司は、もう一度説明してくれるようでしょう。しかし、途中経過の成果物もなければ、実際には、追加の情報はほとんどもらえません。

上司に正しく相談しましょう。

(1)上司の立場で考えてみましょう。「不安なのは理解できるが、それは経験することでしかカバーできない。フォローはするけれども、やってもらうしかない。」というのが本音です。

(2)「情報が欲しいのか。」「途中段階でチェックしてほしいのか。」「不安なので一部だけ一緒にやってほしいのか。」を分けて考えて頼んでください。

(3) 単に、「やっぱり分かりません。」と相談したとします。親切な上司は、もう一度説明してくれるようでしょう。しかし、それでは、ほとんどの場合解決しません。

途中成果物のチェックを頼みましょう。

 トラブルにならないためには、早々に、途中成果物を作って上司にチェックしてもらうことです。

上司からの訂正の指示への対応

(1)上司から大幅訂正があって、やり直しを命じられた場合、もちろん、ショックでしょう。

この場合、新人社員のミスは適切な時期に、適切なタイミングで上司に相談しなかったことにあります。

(2)上司からしても、最後の修正を自分でやった方が楽なんです。「これを新人社員にもう一度、お願いする意味を考えましょう。」しんどいのは、上司も同じなんです。この点は理解してほしいです。

(3)「上司の訂正の意図が分からない。」場合、これは、軽く質問して深入りしないのがお勧めです。

 経験則の説明は難しいものです。「マラソンの良さは、結局走った人にしか分かりません。」「なぜ、マラソンに走るのですか。」という質問をして、納得できる答えが返ってる来るわけではありません。「なるほど、経験不足でした。理解しました。」と回答し、本当の意味での納得は、後日するしかないです。

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