期日請書(きじつうけしょ)の提出
2024/07/20 更新
期日請書(きじつうけしょ)の提出
(1)刑事事件で、被疑者が起訴されると、裁判所から「起訴状を取りに来てほしい。」との連絡がきます。
その後、裁判所から「期日をいつにするか。」電話がかかってきます。
(2)民事事件では訴状等を提出すると、裁判所から「第一回期日をいつにするか。」電話がかかってきます。
原告と裁判所との間で第1回期日を決めます。その後に、被告に対し「第一回期日に出席せよ。」旨の呼び出状とともに、訴状を提出します。
電話対応
(1)裁判所から、「期日をいつにするか。」と聞かれたときには、以下の事項を聞きましょう。
記
事件番号 令和〇年(ワ)〇〇番号
係属部(けいぞくぶ) 大阪地方裁判所 第〇民事部 〇係
裁判所の電話番号 06-
裁判所のFAX番号 06-
(2)上記の情報は必ず聞くようにしましょう。
期日請書のチェックポイント
名前の書き方は間違えやすいので、気を付けましょう。
刑事事件 弁護人 井上 正人 ※1
調停事件(申立人) 申立人代理人 弁護士 井上正人
訴訟(被告が複数) 被告ら訴訟代理人 弁護士井上正人
※1 刑事事件では、「弁護士」ではなく、「弁護人」といいます。
期日請書のテンプレート
民事件事件
https://yuhigaoka-law.com/wp-content/uploads/2022/12/47410b268db8594d8e45690875b260dd.docx
刑事事件
https://yuhigaoka-law.com/wp-content/uploads/2022/12/845781daaf7ad6d4387b4b9073c13855.docx
事務所運営
(1)私見ですが、期日受書は、弁護士でも事務員両方でも両方がするべき業務とした方がよいでしょう。
(2)スケジュールの調整なので、直ちに対応する必要があり、弁護士もできるようにしておくと、事務員の不在にも対応できるようになります。