【学ぶ技術】他人からフィードバックをもらおう
2024/08/29 更新
自己認識
(1)自己認識には、自分の感情、価値観を認識したり、コントールしたりする能力(内面的自己認識)と、他人が自分をどう評価しているかについて認識する能力(外面的自己認識)に分けられる。
(2)自己認識は、自己の欠点を認めて成長したりする土台、他人の意見を引き出してチームをまとめるマネージメント能力の土台です。
(3)自己認識を鍛えるには、他社からフィードバックを受けることが有益です。
参考
ハーバード・ビジネス・レビュー編集部「セルフ・アウェアネス」22頁
ネガティブなフィードバックを受けたときの自分の反応を知る。
(1)ネガティブなフィードバックを受ければ、ショックです。普通の人は弁解してしまいすし、ショックが顔にでてしまいます。
(2)しかし、そんな反応をしてしまえば、相手は、率直なフィードバックをしてくれません。
(3)まずは、自分がどのような反応をするのかを自分の傾向を見つめ直すことが必要です。
質問する相手を選ぶ
(1)率直な意見を言ってくれる人を選びましょう。
(2)できる先輩に話を聞きましょう。
新人仲間に相談しても、その回答が間違っているかもしれません。その分野で成功している先輩の話を聞くべきです。
自分の問題を説明する
(1)例えば、「私は仕事が遅いのですが、何か、有益なアドバイスを頂けませんか。」と聞いてみましょう。
例えば、「私の話し方について、自信がなさそうに見えてしまうみたいのですが、何か、有益なアドバイスを頂けませんか。」と聞いてみましょう。
(2)ネガティブなフィードバックをするについては、相手はどう配慮するか迷ってします。
そこで、自分から何がダメなのか(ネガティブ)を説明すれば、話してもらいやすくなります。
参考
ハーバード・ビジネス・レビュー編集部「セルフ・アウェアネス」118頁以下
「どんなときには、何をするか」(マイルール)を聞き出す。
(1)〇〇さんの仕事のやり方で、だったら、✕✕✕のときに、どうしますか、と聞きましょう。
(2)〇〇さんが、✕✕✕するときに、どんなやり方でやっていますか、と聞きましょう。
(4)その上で、 「すべきことをしなかった。」のか、「すべきことは分かっていたが間違えた。」に分けて分析すべきです。
参考
ハーバード・ビジネス・レビュー編集部「セルフ・アウェアネス」30頁以下
アドバイスを選ぶ
(1)アドバイスが正しいかは、分かりません。したがって、すぐに実行して、有効かどうかをテストしましょう。
(2)アドバイスは、重要な順に試しましょう。
(3)具体的かつ、すぐに実行できるアドバイスを聞き出しましょう。
(4)全てを改善していくことはできません。聞き出すアドバイスは1つ、2つにしましょう。
すぐに実験する
聞き出したアドバイスは実験してみましょう。
マイルール化する
(1)アドバイスをマイルールにしましょう。
(2)マイルールについて、PDCAサイクルを回ましょう。
(3)マイルールは、Plan(計画)です。実際に実行して、結果を見て、マイルールの変更まで行う。
(4)マイルールを改良していけば、自己流の仕事のコツ(ノウハウ)が積み重なります。
参考
ハーバード・ビジネス・レビュー総集部「 セルフ・アウェアネス」124頁以下