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弁護士業務の流れ

典型的でない委任状の書き方

2024/06/19 更新

委任状

(1) 弁護士は、依頼者の代理人として活動します。弁護士が、依頼者の代りに法律行為ができるのは、委任をしてもらっているからです。

(2)したがって、弁護士が、依頼者に代わって活動するには、委任状が必要になります。

(3)訴訟委任状を例に、委任状について説明します。

委任状の記載は、提出先の都合で決まる

(1)弁護士は、「Aさんの代理人である」との委任状をBさんに、提出したとします。

(2)Bさんが、「Aさんの委任状である。」と認めてくれるから、委任状として効力を持ちます。

(3)つまり、委任状の記載事項は、提出先(上記では、Bさん)が決めるべき事柄です。

(4)①どんな委任状が必要なのか、②委任状にどのように記載すべきか、迷ったら提出先に聞くべきです。

(5)特に委任事項については、「委任事項ついては、会社の労務関係について役所に問い合わせる件一切、と記載してよいですか。」等、提出先と調整することが多いです。

提出先が「分からない。」と回答したら

(1)小さな病院に委任状を出すケースでは、病院に聞いても回答してくれない、こともあります。

(2)こんなときには、弁護士事務所で、ざっくりと考えて提出するしかありません。

(3)もっとも、このようなケースでは、提出先も、弁護士(弁護士事務所)を信用してくれるので、委任状を再度提出させられるようなケースはあまりありません。

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