反対尋問の尋問メモ(言い訳潰しのケース)
2024/02/23 更新
反対尋問(言い訳潰し)
獲得目標を設定し、これに対して、相手方の言い訳を予想して、言い訳と矛盾する事実を一つ一つ確認します。
ケース1
1 獲得目標
社長は代金の支払いをするつもりなく、資材を購入した。
社長は、会社の財務を知っていた。
2 想定される社長の言い訳
(1)全て専務に任せていた。
(2)入院していた。
3 言い訳を予想しこれを潰す質問
Q 税理士との打ち合わせには社長は参加されますよね。
Q お金の支払い手続きは社長がされてますよね。
Q 入院したのは、〇日までですよね。そこからは元気に職場で仕事されましたよね。
Q 〇社の粗利率は何パーセントですか。
Q 決算期はいつですか。
ケース2
1 獲得目標
代金を支払うことが難しくなるような、特別な事情は無いこと。
2 想定される社長の言い訳
(1)売掛金が焦げ付いて、突然お金が支払えなくなった。
(2)〇年度と比べて、売り上げが大きく下がった。
3 言い訳を予想しこれを潰す質問
Q A社の売上は毎年横ばいで、下がりもしなければ上がりもしない状態ですよね。
Q 社長の給料もずっと変わらないですよね。
Q 従業員の人数も変わらないですおね。
Q 〇ころですが、売掛金が回収できない等の事情はないですよね。
Q 建設業界の粗利は〇バーセントであり、御社も同じですね。