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弁護士業務の流れ

新人弁護士の心得

2024/06/19 更新

新人時代は、ピンチでかつ、チャンスです。

(1)新人時代は、つらいものです。
(2)何をしてもダメ出しされ、不安で、ストレスがいっぱいです。
(3)実務家としてやっていけるかは、司法試験の成績も学歴も関係ありません。
(4)みんな同じラインにたって、スタートを切ることになります。


1 どんな弁護士になりたいか。

(1)お寺巡りが趣味だったら、宗教関係に強い弁護士になれます。何だっていいです。好きなことを見つけて、その分野であれば一番強い弁護士になってください。
(2) 弁護士だからといって「やりたくないこと」を拒否することはできません。逆に、やりたいことはとことんできます。


2 くじけそうでも一歩ずつ

(1) ミスをしたら、同じミスをしないために、マイルールを見つけましょう。
(2)マイルールは「できる先輩弁護士に押してもらいましょう。」こんなミスをしたんですが、先輩はどうやって防いでますか。できる先輩は、何らかのマイルールをもっています。
(3)間違っても、同期の友人弁護士に聞いてはいけません。同期の友人弁護士で話をすると、「新人だから仕方がない。」と甘えができます。必ず、「できる先輩」のテクニックを盗みましょう。

3 友人と愚痴を言いましょう。

(1)悩んでいるのは、自分だけではありません。友人に愚痴を言いましょう。多分友人も同じ悩みを持っています。
(2)愚痴を言える友人を大切にしましょう。しかし、友人のレベルで安心してはいけません。それは、みんなで間違うことにつながるからです。


4 感謝のこころ

(1) 弁護士として大切なのは、①技術、②人格、③人脈です。
(2)人格と人脈を広げるために、弁護士会の委員会、他士業との勉強会、JC等、何でもいいですが、どこかの組織に所属し、幹事を引き受けることをお勧めします。
 例えば、メーリングリストの管理でもいいですし、旅行幹事でもよいですし、みんなのために役目を引き受けることは、人格と人脈を広げることに役立ちます。

5 参考

(1)月刊大阪弁護士会の2017年6月号以下に「顧問先100社への道」という連載があります。
(2)ぜひとも、新人弁護士さんには読んで参考してほしいです。

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