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弁護士業務の流れ

【文献調査の基本】最高裁判例の読み方

2025/03/23 更新

最高裁判例

(1)裁判官は、最高裁判例は重要視しています。

(2)控訴審の判決が最高裁判例と矛盾すると上告受理申立理由となっていしまいます。

 そのため、裁判官は最高裁判決の判断とは矛盾しない判決を書く必要があるからです。

最高裁判例と判例変更の可能性

(1)最高裁判例は基本的には重要な判例です。しかし、30年も前の判断であれば、判例変更の可能性もあります。

(2)最高裁判例であっても、現在、どのような評価を受けているかもチェックしなければなりません。

(3)具体的には、裁判官が書いた書物等で、その判例についてどのように記載されているか、確認が必要です。

最高裁判例の先例拘束力

(1) 最高裁判例の判決文の中でも、重要な個所と、重要でない部分があります。

(2) 多くの人が重要だと言っている部分は重要となります。そうでない部分は重要ではない部分となります。 

 あくまで、判例は個々のケースについての判断となります。したがって、その部分について、どこが動かない(従業な部分)なのかは、後日の判例の積み重ねよって微妙に変わってきます。

(3)具体的には、裁判官が書いた書物等で、その判例についてどのように記載されているか、確認が必要です。

チェックすべき専門書

したがって、下記の資料は少なくともチェックすることになります。
  ①最高裁の判決と、調査官解説
  ②判例タイムズの論文、判例タイムズ等に記載されている各判例の解説
  ③裁判官が執筆した書物

最高裁判例についての個々の意見

(1)最高判例には、法廷意見以外に、補足意見等の個々の意見が記載されることがあります。しかし、これらの意見等は、法廷意見に採用されなかった部分ですから、実際には、拘束力を持ちません。
(2) 結局は、裁判官が書いた書籍において、判決のどの部分がどのような解説(評価)がされているか、が重要になります。

参考
 中村直人「訴訟の心得 」23頁以下

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