【アジャイル】アジャイル型のマネージメント
2023/11/05 更新
アジャイル型のマネージメント
アジャイル型のマネージメントでは、以下のようにチームをマネージメントします。
①細かい指示をしない
マネージャーはメンバーに細かい指示をしません。
②チームとしての目標・方針と、必要な情報の提供
(1)マネージャーは、プロジェクトの目的や、チームとしての方向性、アクセスすべき重要な情報をスタッフに伝えます。
(2)マネージャーは必要な情報を与えて、メンバーが自分で考えて行動するように仕向けます。
③部下に仕事を任せる
(1)マネージャーは、会議で、いつまでに、(部下の)誰が、何をするか、を明確にします。
(2)マネージャーは、会議にて、部下に対し、仕事の進捗について管理できているかを、しっかり説明させることで仕事の責任が部下にあることを明確にします。
(3)マネージャーは、考え方をレクチャーする方法で、部下に自分で考えるように仕向けます。
④チェックの方法
(1)マネージャーは、できるだけ、仕事のチェックを減らします。
(2)マネージャーは重要な仕事については、部下の仕事を直接チェックします。
(3)失敗を許容できる仕事については、マネージャー自身はチェックしません。
(4)特定の業務については、部下同士での共同作業にしてチェック作業を任せます。
(5)マネージャーは、重大なミスにつながる仕事はしっかりチェックします。
逆に、部下の失敗は許容していきます。
⑤部下からしっかりとフィードバックを得る。
(1)マネージャーは、少人数の部下と昼食をとるなど、少人数で雑談をする機会を作ります。
マネージャーは部下に何でも質問してよい、と伝えます。
(2)マネージャーは、部下から聞き取った、深刻な問題については迅速に対策を講じれば、部下の信頼を得ることができます。
参考
ハーバードビジネスレビュー2023年8月号36頁以下