【リーダーシップの内容】他人を頼ること
2024/01/08 更新
他人を頼ることの重要性
(1)自分だけで処理しようとしても破綻します。
(2)しかし、他人を頼ることは簡単ではありません。そのためにはいくつかのステップを踏みましょう。
他人を頼ることは、その人を信頼することだと考える(マインドセット)
(1)「他人を頼ることは、他人に負担をかけることになる。」という思い込みを捨てて、お互いに利益になると考え方をしなければなりません。
(2)他人に仕事を依頼することは、その人を信頼していることを伝えることになります。
仕事の依頼のやり取りによってコミュニケーションが生まれて、人間関係の構築ができます。
自分が全て抱え込めば、逆に周りに明確をかけることになります。
①(お願いする)仕事が具体的であること、②依頼された者にとって達成可能であること、③期限が明確になっていること
(1)他人に何か依頼するのであれば、以下のことを大切にしなければなりません。
(2)以下の①②③を守れることが必要です。
①何をするのか具体的であること
(1)お願いする業務は具体的であることが必要です。
(2)依頼された側からすれば、経験不足等で、どんなことをすればよいのか不明確な場合も多いです。相手の経験値を考慮して、依頼する仕事の適否を考慮する能力が必要です。
②依頼された者にとって達成可能であること
(1)依頼された者にとって、その仕事は力量を超えないことが必要です。
③期限が明確になっていること
(1) 仕事の期限は明確になっていなければなりません。
心を開く
(1)自分が困ったときに、正直にそのことを話して助けを求めることが必要です(バルネラビリティ)。
(2)自分が抱えている問題を、周りと共有しましょう。同僚、家族が、人が自発的に助けてくれる可能性があります。
小さく試す。練習する
(1)他人にお願いすることは、慣れないときには難しいものです。
(2)小さなことからお願いして、少しずつ慣れていきましょう。
参考
ハーバードビジネスレビュー2023年12月号10頁