【リーダーシップの内容】リーダーシップの4パターン
2024/01/13 更新
リーダーの仕事
(1)リーダーの対人的な姿勢は、大きく4つに分けることができます。
(2)以下、4つの分類を紹介します。
「決定・指示」モード
(1) リーダーとして、物を判断することです。
(2) リーダーとして、具体的な指示をすることです。
「質問、分析」モード
(1)問題について、メンバーに質問をします。
(2)メンバーにメンバーの意見を聞きます。
(3)メンバーの説明を言い換えて、発言を客観視します。
「感謝、称賛、共感」モード
(1)メンバーが発言してくれたことに感謝を述べます。
(2)メンバーの働きを称賛します。
「沈黙、静止」モード
(1)感情的に発言、行動すべきではないと判断して、休憩を入れるように話をします。
(2)感情的な発言について、静止をもとめます。
(3)間を作って、静的な時間を作ります。
4つのモードの分析
(1)1on1や、コーチング、会議での発言などを録音して、文字起こしすれば、リーダーとしてどの役割に時間が割いているかを分析することができます。
最近は、文字起こしについて優れたITツールがあります。
(2)360度評価等を通じて、例えば、「決断力がない。」という評価が多ければ、「決定・指示」モードに移行する時間を早くすることが考えられます。
例えば、「排他的で独善的である。」という評価が多ければ、「質問・分析」モードや、「感謝、称賛、共感」モードの時間を多くとることができます。
(3)優れたリーダーのリーダーシップを参考にするさいにも、4つの分類を参考にして、どのような行動を、どのようなタイミングで、どれくらいほ比重で行っているかを分析する視点となります。
参考
ハーバードビジネスレビュー2023年10月号92頁