【会議と対話】会議でのリーダーの役割(進行役・監査役)
2024/01/13 更新
会議でのリーダーの仕事
(1)会議でのリーダーの仕事は、「一人で合理的な結論を出す」ことではなく、「メンバーの意見を引き出して、チームとして決定する。」組織(仕組み)を作ることです。
(2)メンバーが意見を述べる能力と、意欲を持たせることがリーダーの仕事です。
(3)活発な会議にするためには、リーダーは以下の対応が必要です、
自分の意見を述べてはいけない。
(1)リーダーは、権威において最終判断をするものです。逆に、リーダーが発言してしまうと、他の意見がでなくなります。リーダーは中立者である必要があります。
(2)リーダーが、こう考えるべきではないかと講師役をやってもいけません。
参考
アンドリュー・S・グローブ 「HIGH OUTPUT MANAGEMENT(ハイアウトプット マネジメント) 人を育て、成果を最大にするマネジメント 」138頁
会議でのリーダーの仕事(進行役)
(1)会議の目的や、ルールを決めるのは進行役としてのリーダーの仕事です。
(2)話が脇道にそれた場合に注意するのは進行役としてのリーダーの仕事です。
(3)議論を整理して、争いのある点、ない点するのは進行役としてのリーダーの仕事です。
(4)「〇〇さんの意見はどうですか。」と聞いて、各人が話をしやすい雰囲気を作るのは、進行役としてのリーダーの仕事です。
会議でのリーダーの仕事(監査役)
(1)質問をして、結論を出すために必要な事項を検討しているかをチェックするのは、監査役としてリーダーの仕事です。
①現場の意見、顧客の視点を反映できているかを確認する。
②必要な情報と、データがそろっているかを確認する。
③わが社のビジョン(パーパース)、戦略に適合するかを確認する。
④別に専門家の意見を聞く必要があるかを確認する。
⑤議論が尽くされてるかをチェックする。