会議の活性化(聞き手の態度に注意する)
2024/01/13 更新
聞き手の態度
(1)よい会議では、聞き手は質問したり、意見を述べたりするものです。
(2)聞き手は、適切にメモを取る必要が有ります。
参考
アンドリュー・S・グローブ 著、 小林薫 訳 「HIGH OUTPUT MANAGEMENT(ハイアウトプット マネジメント) 人を育て、成果を最大にするマネジメント」 141頁以下
聞き手の態度で注意すること
(1)聞き手のサインを見逃してはいけません。
(2)聞き手の様子を見て、「理解できているのか。もう一度説明する必要があるのか。」それとも「退屈しているので、要点を述べてほしいのか。」を確認する必要があります。
(3)以下は、理解できていないときのサインです。
①聞き手が無言のとき
②こちら(説明者)が資料の次のページを説明しているのに、聞き手が前のページを見ているとき
③聞き手方が、こちら(説明者)を見ずに、周りを見ているとき
④聞き手が、「大体わかりました。」とあいまいな返事をするとき
(4)以下は、「退屈しているので、要点を述べてほしい。」というサインです。
こちら(説明者)が説明してる資料よりも、次のページを読んでいるとき
参考
石哲之「コンサル1年目が学ぶこと」54頁以下
質問者の介入
(1)議長等が適宜に質問するなどして、議論を活性化させる必要があります。
(2)もちろん、質問によって、会議の時間が延びる可能性があるので、会議の時間と議論の時間とのバランスをとる必要があります。
無言の参加者の排除
②決める会議や、③意見を出し合う会議では、発言しない人物は参加させなくてもよいかもしれません。
参考
石哲之「コンサル1年目が学ぶこと」222頁以下