ビジョナリーカンパニー
2021/08/13
ビジョナリーカンパニー
(1)「ビジョナリーカンパニー」は、経営書の中でも有名な書籍の一冊です。
(2)特に、「ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則」は特に有名です。
参考
ジム・コリンズ(著) 山岡洋一(訳) 「ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則」
「ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則」の紹介
(1)「ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則」(以下、「本書」という)は以下の特徴を有しています。
(2)株価を基準に飛躍を遂げた企業と、飛躍前に同基準だった企業と比べて比較して、飛躍した企業の共通点を探って分析した結果が記載されている。
(3)分析結果が解説されているが、複数の企業の共通点を一つの概念で表現しているために、抽象的な表現が使われおり、その概念の具体的な内容について他の文献等で分析し直す必要があります。
(4)例えば、私見では、本書について「厳しい現実を直視する」という概念があるが、これは、「心理的安全性」とほぼ同じ概念だと理解する。
(5)私見を含みながら、同書が「ビジョナリーカンパニー(偉大な企業に飛躍した会社)」の共通点は、以下のようなものであります。
第5水準のリーダーシップ
これについては、別のところで記載します。
最初に人を選び、その後に目標を選ぶ。
(1)企業においては、どんな仕事をするかよりも、どんな人と仕事をするかを重要であります。
(2)企業の方向性、企業の風土にあったメンバーを採用すべきであり、厳しい基準を設けた上で採用を判断すること
厳しい現実を直視する(心理的安全性)
社員が忌憚のない意見を言える環境を作り、これらの意見を反映して経営判断を下すことができること。
私見としては、心理的安全性と同じ概念だと理解している。
ハリネズミの概念
これについては、別のところで記載します。
社内風土の定義化と、ルール化(社員への浸透)
ビジョン、パーパスが浸透しており、企業として大切にする価値観、企業としての考え方が社員に共通されていること
これに基づいて、全ての判断、行動がされていること
弾み車の法則
これについては、別のところで記載します。
時を告げるのではなく、時計を作る
(1)これは、 「ビジョナリーカンパニー1 時代を超える生存の原則」で紹介されている概念です。
(2)カリスマ経営者に経営を任すことよりも、会社の考え方や人の育成を仕組み化して、永続する企業を作ることが大切だと言われています。
(3)参考 ジム・コリンズ(著) 山岡洋一(訳) 「ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則」 312頁