【アイデア】アマゾンの「PR/FAQ」企画書
2024/01/11 更新
アマゾンの「PR/FAQ」企画書
(1)イノベーションを検討するフレームワークの一つとして、アマゾンの「PR/FAQ」の企画書があります。
(2)これは、アイデアの段階で、①そのサービス、商品のピーアール文章を作る。②ピーアール時において、報道機関から顧客から聞かれる質問と、回答(FAQ)という形式で企画書を作るという方法です。
(3)企画書には、日付を記載し、時期についての特定が重要視されます。
タイミングを読み間違えればビジネスは成功しないからです。
(4)FAQとして、サービス、商品の概要、顧客とそのメリット、顧客が実際にこれを使ったときの感想(フィードッく)も記載されます。
フレームワーク
アマゾンの「PR/FAQ」の企画書 では、以下の要素も当然検討します。
(1)解決策
私が提供する解決策は〇〇です。
(2)ターゲットの確認と、ニーズの強さ
顧客は〇〇です。
顧客の問題は〇〇です。
現在、顧客は〇〇によって、この問題を解決しています。(競合)
顧客の問題の深刻さは、10段階評価で〇〇です。
顧客はこの問題の解決に、〇〇円を支払います。
(3)差別化要素(私見)
競合のサービスとしては〇〇があります。
私のサービスとは 〇〇 の点が異なります。
お客が私のサービスを選ぶ理由は、〇〇です。私のサービスを選ぶお客は〇〇です。
(4)キャッチフレーズ(私見)
私のサービスの一言で説明すれば、〇〇です。
参考
ダイアナ・キャンダー 著 牧野洋 訳 「スタートアップ」98頁以下
谷敏行「Amazon Mechanism (アマゾン・メカニズム) イノベーション量産の方程式」54頁以下、63頁以下
参考事例
個人がマスメディアになる時代が来ました。
「プロの耳」がサービススタート。
1 「プロの耳」のサービス
(1)夕陽ヶ丘法律事務所は、個人が情報を発信し、逆に個人が情報を集めるサービスとして、「情報の窓口」のサービスをスタートさせます。
(2)「法律」「人事」等のタグを選んで登録すると、最新の情報が次々に送られてきます。
2 積極的に情報収集するニーズ
(1)近年は、企業からのCM等を受動的に受け取るのではなく、最新の情報をSNSやブログでチェックして、積極的に情報を集める人が増えてきました。
(2)ツイッターやFBで検索したり、ブログで検索したりして、積極的に情報収集します。
3 「プロの耳」の機能
(1)「プロの耳」は、記事を記載することはできません。
(2)「記事の題名」、「記事へのリンク」と、「ジャンル分けのタグ」が記載されているだけです。
記事を読んだ感想や、その評価を付けることができるようになっているために、読む前から情報価値が分かります。
(3)記事の新旧、記事の閲覧数等、口コミ評価によって、お勧めの記事が上位に表示されます。
(4)記事の登録できる人も専門家であることが要件となっています。税理士や、社労士、弁護士等の専門的な情報収集が可能です。
4 既存のサービス
(1)例えば、ツイッターのタグで登録しておいて、特定の情報を収集することもできますが、どの情報を信じてい良いのか、信頼度は分かりませんでした。
(2)「プロの耳」では、記事の新旧、記事の閲覧数等、口コミ評価によって、お奨めの機能(レコメンデーション)が表示されることになります。
5 プラットフォーム
(1)「中小企業経営者の経営者に役立つ情報を専門家が提供する」を形ですが、徐々にジャンルを増やして、個人がマスメディアになる時代を作ります。
(2)レコメンデーション機能を使って、気づいていないい情報の提供を可能にします。
例えば、「ジョブ型雇用」というキーワードがあるとしても、その情報を入力して調べなければ情報を集めることができません。
しかし、同一のカテゴリーでよく検索されているキーワード情報も表示させることができます。
実際に利用者したAさんのコメント
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Q 競合サービスとの違いは何ですか。
Q どうやってマネタイズするのですか。