【フィードバック】人事考課表
2025/02/11 更新
人事考課
(1)マネージャーは部下に対し、人事評価を伝える必要があります。
(2)人事考課を書類にするのであれば、以下のようになるでしょう。
人事考課表
人事評価としては、以下のようなことを記載しましょう。
人事評価表 氏名 山田太郎 役職 部長 現在の業務 会計監査 (会計データを分析して、、、) |
現在の業務 課題 ◯◯できていない。これが課題である。 (現在の業務を遂行するうえで、必要なスキルで満たしていない部分について指摘する。) 貢献 ◯◯◯◯しているところは、チームとしては大変助かっている。 (具体的な仕事内容について、感謝を伝える。) 評価 仕事で要求されているレベルを満たしている。(標準)」※1 コメント 前述した課題を克服すれば、より高いパフォーマンスを期待できるので期待している。 |
次のポジション 業務内容 経理部長 課題 (次のポジションとしては、◯◯が考えられ、そのためには◯◯してほしい。)※2 昇進時期 3年後を目処に、次のボジションへのスキルアップを期待した、」 |
※1 評価は、「能力不足」「見習中」 「標準」 「高レベル」の4段階で評価する。
※2 評価は、「適正なし」「見極め中」「限定付きの昇格可」「即時昇格(30日以内)」などが考えられる。
参考
アンドリュー・S・グローブ 「HIGH OUTPUT MANAGEMENT(ハイアウトプット マネジメント) 人を育て、成果を最大にするマネジメント」 290頁
人事考課(人事評価)は1年に1度ではダメである。
(1)人事評価で、部下をびっくりさせてはいけません。
(2)正式な人事評価が1年に1度であっても、上司と部下との間で、「部下に対する仕事の評価」について齟齬が有るのはふさわしくありません。
(3)問題がある場合には、問題があることを伝えて、部下に努力をさせなくてはならない。
参考
ローレン・B・ベルカー (著)「マネジャーの全仕事 いつの時代も変わらない「人の上に立つ人」の常識」264頁
社員の具体的な言動や成長についてもコメントしよう
(1)プロジェクトでの個々の活動や、上司としてのアドバイスや、そのアドバイスを受けてどう成長できたのか(1on1ミーティングを含む)について記録を残しましょう。
(2)1on1ミーティングにおいては、部下の具体的な言動について、良かった。悪かった。こうすればよいと、上司がアドバイスします。そして、これによって部下がどのように変わったかを記録しましょう。
参考
谷敏行「Amazon Mechanism (アマゾン・メカニズム) イノベーション量産の方程式」141頁以下
佐藤将之「アマゾンのすごいルール」170頁以下、188頁以下