【企業文化の変革】企業文化に挑む(経営者からのメッセージの例)
2024/01/27 更新
企業文化の変革
(1)企業文化と戦略がマッチしていなくては業績をあげることはできません。
(2)不正を招く企業文化をそのままに放置していると、企業の信用を棄損する事故がおきます。
(3)しかし、企業文化を変えることは容易ではありません。
経営者がストーリーを語る。
(1)経営者が「アイスクリーム屋さんで、アイスクリームを落とした子供にアイスクルリームを一つプレゼントした。」というような具体的なエピソードを使って、企業文化を変えていくことができます。
(2)企業としてどんな企業でありたいか、社員にはどんな行動をとってもらいたいか、に合致する、経営者自身のストーリー(エピソード)と、社員のストーリー(エピソード)を集めましょう。
具体例
(1)例えば、インターネットが普及していない時代に、「次はインターネットの時代だ。」と考えた、DELLの社長は、インターネットがどのようにわが社の事業を変えていくかイメージできていない社員のために、以下のような取り組みをしました。
(2)社員の名刺、自社の商品、商品のパッケージに、「www.dell.com」という文字を入れました。
(3)オフィスに、「君にインターネットを知ってもらいたい。」というポスターを張りました。
(4)社内全体で電子メールを送って、自社のインターネット戦略について説明し、お客目線での説明を行いました。
(5)マネージャー全員に、アマゾンで本を購入してほしいと頼みました。
(6)社員を対象に、ウェブ上での情報を探すゲームや、クイズを企画したりもしました。
参考
マイケル デル (著)、 キャサリン フレッドマン (著)、 吉川 明希 (訳)「デルの革命 ダイレクト戦略で産業を変える」138頁以下