【社員教育】社員教育は、現場のマネジャーの仕事です
2024/01/13 更新
差別化と、社員教育の挑戦
(1)グローバル化によって、他社と同じ素材を仕入れて同じ工法で商品を作ることが可能になりました。
(2)採用や、社員教育への投資が戦略的な差別化要素になってきました。しかし、どのような社員教育が効果的なのかは不明です。
社員教育は現場のマネジャー仕事です。
(1) マネジャーの仕事は、メンバーのパフォーマンスを上げることです。教育訓練は、その一環です。
(2) 現場の課題と研修内容が一致しているか、どうやって研修を活かして業務を改善していくかを判断するには経験と能力が必要であり、現場のマネジャーにしかできません。
例えば、マネジャーがいろいろな研修を受けて、役に立つと考えた研修を実施する。もしくは、マネジャーが研修講師を引き受ける等が考えられます。
(3)メンバーが研修の内容を仕事に活かしているかを、評価する制度を作る必要があります。
参考
アンドリュー・S・グローブ「HIGH OUTPUT MANAGEMENT(ハイアウトプット マネジメント) 人を育て、成果を最大にするマネジメント」318頁
現場と本社の人間が協力する。
(1)現場にて、適切な教育カリキュラムを手探りで実施します。
(2)本社が並行して、現場の生産性を測定し、上手く行った現場でのやり方を調査し、これを全社一般の教育プログラムに反映させるような取り組みが必要です。
(3)社員教育は、現場と本社の人間が協力して作り上げるものになります。