【社員教育】社員教育は目的を明確しましょう。
2025/06/08 更新
社員教育の目的
社員教育は、目的に合わせて設計すべきです。
目的 | スキルアップ | 挑戦のサポート | 社内コミニケーション向上 |
企業の方向性 | 特に問わない。 | 新しい挑戦を行う。 | 特に問わない。 |
受講者 | 職域によって、必要な研修を決める。 | 希望者のみ | 社員が集団で参加 |
カリキュラムの作成 | 社内で作成した方がよい。 | 外注でもOK | 外注でもOK |
カリキュラムの内容 | 業務に関連した内容 | 新しい技術 | 何でもよい。 (業務に関連した内容でもよい。 新しい技術でもよい。) |
スキルアップ型
企業の方向性
どんな企業でも、個々の社員の能力をアップすることが必要です。
受講者
(1)職域によって必要な能力とこれに対する教育内容は異なります。
(2)したがって、個々の職域ごとに社員教育のカリキュラムを作る必要があります。
カリキュラム
(1)理想は、現場のマネージャーが研修するのが、「現場」で必要な能力を語れます。
(2)例えば、現場の担当者が実際に外部のカリキュラムを受けてみて、役に立つカリキュラムを選択することが必要です。
挑戦型
企業の方向性
新しい挑戦を行いたい企業であれば、挑戦するためのカリキュラムを作ってもよいでしょう。
受講者
(1)新規ビジネスの開発等は適性もあり、意欲のある社員以外には不要です。
(2)新規ビジネスに関わる社員には全員受講してもらいます。また、他の社員についても、任意で参加してもらうことでよいでしょう。
カリキュラム
(1)実際の現場以外の話でも参考になります。したがって、外部のカリキュラムをそのまま使ってもよいでしょう。
(2)もちろん、現場の担当者が実際に外部のカリキュラムを受けてみて、 役に立つカリキュラムを選択することが必要です。
社内コミニケーション型
企業の方向性
どんな企業でも、社内のコミニケーションの向上が必要です。
受講者
(1)職場のメンバーが集団で参加することになります。
カリキュラム
(1)実際の現場以外の話でも参考になります。したがって、外部のカリキュラムをそのまま使ってもよいでしょう。
(2)もちろん、現場の担当者が実際に外部のカリキュラムを受けてみて、 役に立つカリキュラムを選択することが必要です。
参考
ハーバードビジネスレビュー2025年7月号86頁