【ビジョナリー】ビジョナリーカンパニー1
2023/11/07 更新
ビジョナリーカンパニー
(1)「ビジョナリーカンパニー」は、有名な経営書の一冊です。
(2)理論からスタートするのではなく、成功した企業、失敗した企業の特徴から、理由(理論)を探していく点に特徴があります。
ビジョナリーカンパニー1
私見を踏まえながら「ジム・コリンズ(著) 山岡洋一(訳) 「ビジョナリーカンパニー」の内容を解説します。
1 一貫性
(1)「偉大な企業になるための仕組み」とは、「目標を定めて、メンバー全員が全力で一つの方向に突き進むための仕組み」(一貫性を維持する仕組み)です。
(2)以下は、その一貫性を支える仕組みです。
2 社運をかけた大胆な目標
(1)ビジョンを実現するために試行錯誤するのであり、その目標となるビジョンが必要です。
(2)試行錯誤によって、目指す目的地を示すビジョンが必要です。
3 社員を心酔させる魅力
(1)ジム・コリンズ(著) 山岡洋一(訳) 「ビジョナリーカンパニー」 では、偉大な会社の特徴として、「カルトのような文化」という言葉が使われています。 社員を心酔させる魅力(環境)が必要です。
(2)「日々の業務が大きな社会貢献になる」ようなビジョンを設定すること、日々の取り組みによってそのビジョンを実現できるという説明が説得的であること、会社がそのビジョンどおりに運営されていることが必要です。
そのような環境があれ、社員は喜んで献身的に全力を注ぎます。
4 大量にためしてうまくいったものを残す
(1)リーンスタートアップとうい考え方では、商品を一定程度完成させれば、リリースし、顧客の反応の見ながら、改良を加えて完成させていく手法をとります(リーンスタートアップ、アジャイル)。
(2)スピードを意識して、試行錯誤を奨励することを、会社のビジョン(行動基準)に取り入れることになります。
5 生え抜きの経営陣
(1)企業が一貫性を保つには、生え抜きの経営陣が必要です。
(2)企業としては、後継者教育が必要になります。
6 決して満足しない
高い目標設定、挑戦する社風を会社のビジョン(行動基準)に取り入れることが必要です。