Q　次回が判決の言い渡しの場合に、依頼者に報告するメールはどのようなことを記載しますか。

次回が判決の言い渡しの場合

（１）民事裁判の場合には、判決日の言い渡し日に、弁護士は裁判に参加しません。

（２）判決は郵送で弁護士事務所に郵送されてきます。弁護士は郵送されてくるまで判決の内容を知ることができません。したがって、判決の内容を依頼者に共有できるのは、判決の言い渡し日の３、４日後になります。

（３）次回が判決の言い渡しの時には、そのことを依頼者に報告することが必要です。

依頼者に報告する。

以下のメールを送ります。

件名

【報告】〇〇株式会社VS△△の訴訟（〇年〇月〇日）の期日

◯◯会社様

いつもお世話になっております。
井上です。

１　初めに
　下記の裁判の期日について報告いたします。

２　期日　
　〇〇株式会社VS△△の訴訟
　〇年〇月〇日

３　次回期日

（１）〇年〇月〇日
（２）この日に判決の言い渡しとなります。

４　判決の言渡しについて
（１）民事裁判の場合には、判決日の言い渡し日に、弁護士は裁判に参加しません。
（２）判決は郵送で弁護士事務所に郵送されてきます。弁護士は郵送されてくるまで判決の内容を知ることができません。したがって、判決の内容を依頼者に共有できるのは、判決の言い渡し日の３、４日後になります。

５　今後の連絡

（１）上記の判決の言い渡し日の３、４日後に、判決内容をご報告することになります。

（２）判決の共有するまで、御社でするべきことは何もなく、お待ち頂くことになります。

説明文書の添付

（１）メールには下記のような説明文書を付けましょう。

（２）説明文書を添付することで、メール本文の文章量を減らすことができます。

　メールが読みやすくなりますし、作業時間の短縮にも繋がります。